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讀者論のモデルは多分に文學讀者だった。特に「日露戦争後における新しい世代」(岡義武著作集三卷)以降の煩悶青年型はほぼ文學青年(藤村操は哲學だったが『三太郎の日記』流の文學的人生論になる)。對立した成功青年型の通俗讀者論(自己啓發本讀者層の祖型?)は手薄にhttps://t.co/xBKduS6hC1。
讀者論のモデルは多分に文學讀者だった。特に「日露戦争後における新しい世代」(岡義武著作集三卷)以降の煩悶青年型はほぼ文學青年(藤村操は哲學だったが『三太郎の日記』流の文學的人生論になる)。對立した成功青年型の通俗讀者論(自己啓發本讀者層の祖型?)は手薄にhttps://t.co/xBKduS6hC1。
RT @livresque2: 早期の研究は竹内洋、初出「成功ブームの台頭と変容――雑誌『成功』(一九〇二-一九一五年)にみる――」『ソシオロジ』22(2)1977=https://t.co/ZaputduI5Wは、補筆して第一著書『日本人の出世観』「III」章(学文社1978…
早期の研究は竹内洋、初出「成功ブームの台頭と変容――雑誌『成功』(一九〇二-一九一五年)にみる――」『ソシオロジ』22(2)1977=https://t.co/ZaputduI5Wは、補筆して第一著書『日本人の出世観』「III」章(学文社1978.1)に。II章「煩悶」の節も『成功』を參照しつつ「成功青年の陰画像だった」と。